有名な「楽しき農夫」が入った曲集で、難易度としてはブルクミュラー後半からソナチネアルバム程度です。
様々な併用曲集に載っている知名度のある曲は「楽しき農夫」と「乱暴な騎士」くらいで、どの曲も1~2ページですが、華やかさ、力強さを深く感じさせるようなクライマックスが登場し、短いながらも弾きごたえのある曲の数々です。
また「サンタクロースのお爺さん」「ぶどう摘みの歌ー嬉しい時」など情景をイメージしやすい曲名も楽しいです。
練習曲としての要素もあり、本の最初にはシューマンの人生や1曲ごとの解説、また音楽そのものに対する心構えや音楽用語、曲ごとの練習ポイントなどがしっかりと書かれています。
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