「ピアノドリーム1&ピアノひけるよジュニア1」ならゆっくり丁寧に、成功体験いっぱい、知っている曲でモチベーションアップ!
<ピアノドリーム1>
メイン教材としてオススメする「ピアノドリーム1」は、26曲全て終えても使う音は「ラシドレミ」までと進みがゆっくり。
大譜表の真ん中cポジションで3の指までを丁寧に習得。ト音記号の右手、ヘ音記号の左手、最初の5曲は「ド」をどちらの手で弾くのかだけに集中。1つ音を増やして「レ」の習得に6番~10番。ここまでは4分音符と4分休符で、10番で初めて2分音符が登場。「シ」が増えて11番~16番。17番~22番は「ラ」が増え、20番で付点2分音符が、22番で短調が出てきます。
23番からはこの本の最終ミッションである「ミ」が出てきて、25番でわらべうたの「ほたる」にチャレンジ。
26曲中12曲に伴奏譜が、24曲に歌詞がついていて、先生と一緒に楽しく弾けます。そしてなんといっても、全てのページに永田萠さんのイラストが入っていてかわいい!
ピアノドリームシリーズは6巻まであり、終了後はブルクミュラー25などに進むことができます。
最初に指番号を歌いながら学べる「おゆびのうた」、最終ページには名前などを書き込む修了証があって、楽しいが詰まった1冊です。
<ピアノひけるよジュニア1>
併用教材には「ピアノひけるよジュニア1」 アルプス一万尺やキラキラ星など、伴奏譜付きで童謡や外国民謡がとにかくいっぱい。
ピアノドリーム同様に大譜表の真ん中cポジションで、メロディを両手で弾きます。
ピアノドリーム23番でラシドレミを覚える頃には、ひけるよジュニア1で「げんこつやまのたぬきさん」が楽しめちゃう。
1冊終了時には10本の指を全て使って「ファソラシドレミファソ」までを習得。
付点2分音符やリピート記号など、ちょっと難しそうな要素がありながらも、知っている曲ばかりなので難なくクリアできます。
大きめのイラストが全てのページに入っているところもポイントで、曲のイメージもよりしやすいですね。
また最初に出てくるチューリップはちびっ子達の大好きな曲。
これが先生と一緒なら3つの黒鍵だけで楽しく弾けるので、音符の「ド」に入る前の導入にはぴったりの満足度の高い1冊です。
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